森戸国際高等教育学院との共催で、2025年7月27日(日)に「ICT利用による日本語教育を考える研究会」を開催いたしました。
「AIとこれからの日本語教育」と題し、李 在鎬氏(早稲田大学大学院日本語教育研究科 教授)による講演が行われ、中国・四国ブロックを中心に、全国から多くの日本語教育関係者の方々がご参加くださいました。
講演会「AIとこれからの日本語教育」
講師 李 在鎬氏(早稲田大学大学院日本語教育研究科 教授)
講演では、日本語教育や大学教育とAIの関係の変遷から始まり、生成AIにできること・できないことや、これからの活用方法など、AIと教育について様々な視点から多くの示唆に富む内容をお話しくださいました。
最後に行ったグループディスカッションでは、現場の日本語教師がどのような場面でAIの使用に悩んでいるのか、また、どのように活用しているのかなどの意見交換も行いました。
参加者からは、生成AIを規制していくのではなく、学生も教師も正しく活用できる方向での議論が必要であると再確認できたとの感想もいただきました。

アンケートしている様子

講師の李先生およびご参加いただいたみなさまのおかげで、温かい雰囲気の中、研究会を終えることができました。
次回の「ICT利用による日本語教育を考える研究会」は12月に開催予定です。詳細は日程が近づきましたら、ホームページ等でお知らせいたします。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。